お気に入りの六義園で大雨に。
園内にいらっしゃった方々がみんな、売店で雨宿り。
どしゃどしゃとすんごい雨でした。
雨上がりの日の光はまぶしく、木々が一段と輝いていました。
見知らぬ年上の方からおせんべいをいただいたり、飴をいただいたり、ちゃっかり子どものようなそぶりで年下ぶっていた私です。
最近、「私が障害者だから子どもみたいにあつかうんだ」「障害があるからうまくできないんだ」とか、そんな思い込みを崩すような気付きがあったりします。
障害がない方も年上の方から子どものような扱いをされたり、
障害がない方も 実は苦手なことが同じだったり、
そんな場面をみせていただくと、「私の思い込み」の部分に気がつくことがあります。
確かに「障害」を持っていることでいろいろと感じてしまうことはあるのですが、大なり小なり状況に関係なくいろんな人が味わっていることと似たり寄ったりなのかも知れないと思えたりする今日この頃です。
私はきっと、ひとからの言葉や態度に敏感になる自分の心を見続けるのではなく、視点を変えて、相手がどんな心持ちで気になることばを向けるのかを考えることが必要なのでしょう。
せっかくこの身体をもち、そのことを考える機会に多く恵まれているのですから。
雨上がりの気持ちいい場所で呼吸しながら、そんなことを思いました。
その時は細かい感情の処理にまた少し混乱していたのでしたが……。
狭い心を広げる修行は永遠に続きそうでございます