実際にあったことをもとにした映画。つらい映画でした。
弱虫なので、なかなか一気に観られなくてチャプターずつゆっくり観ました。
この映画が世に出たことで、韓国の法律が整備されたということ。
世に出るまでは、社会に埋もれていた事件のようです。
自分より立場が弱いとみると、人はなぜ人をおとしめるのか。
それが本能なのか。
こどもたちはどんなにか、どんなにか……。
自分はどのように生きているのか。向こう側になりはしないか。
人を苦しませる生き方をぜったいしていないと言えるのか。
そして、もし教師の立場だったら、どんなときも目の前のこどもたちの盾になれたのか。
今の自分は、そのような人間なのか。
どうなのだろう。
こどもたちの親だったら。
判事だったら
弁護士だったら。
どのような場合でも、誠実さを忘れないで生きるには、心に何を身につけたらいいのだろう。
知らなければいけない現実は、たくさんたくさんあるのに。
見終わったあとの何とも言えない居心地悪さのなかで、そのようなことを考えていました。