2015年6月30日火曜日

一葉の家が残るまち


先日の日曜日、文京のNPOの方と一緒に、本郷のまちあるきに。
本郷三丁目駅から、見返り坂・見送り坂、菊坂、炭団坂、鐙坂と、坂の街ぶんきょうを車いすで楽しむというツアーでした。
東大でバリアフリーマップの研究をされている先生方、まちづくりの研究をされている院生の方と歩き、街に関しての様々な知識を教えていただきました。

菊坂を奥に入った路地にある金魚坂という金魚屋さんを久しぶりに覗いたり、コインランドリーに置いてある昔のゲーム機をみたり、トマソン建築ということばをおそわったり。

印象深かったのは一葉の旧居。現在も住まいとして生かされているところが、本郷らしいところなのかなと思いました。
一葉の旧居の近くには井戸があって、写真では見ていましたが、味のある場所でした。階段をトントントンとのぼって、いろんな、階段のある坂を歩いてみたくなるようなひとときでした。

今回は女性車いすユーザーの目線から街について意見を、というのが誘っていただいたきっかけだったのですが、こちらが学ばせていただくものばかりでした。

東大のセミナー室にも初めて入らせていただきました。勉強がはかどりそうなモダンな設備を見ることができて幸運でした。


私の使っている電動車いすメーカーが推奨している登板角度は9°。意外に15°以上あっても登れたりしたので、電動車いすの限界の斜度は幾つなのだろうと思いながら、坂を楽しませていただきました。坂道ツアー、文京区ならではで面白かったですね。
個人的には斜度計が欲しくなりました。坂があるたびに測りたくなります。懲りそうです。

司馬遼太郎の本はちょっと苦手だけれども、興味を持った部分だけでも読もうかな、などと思ったり。
今回このイベントのために代表の方が前もって貸してくださったご本、「街道を行く・本郷界隈」は、本当に「真砂町」と「一葉」のところしか読めてないまま参加いたしました。

すみません。m(_ _)m

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