2015年7月20日月曜日

来たり人たち

武蔵野芸術劇場で、舞台を見てきました。
「来たり人たち」

家族を考える、いい機会をくれたお芝居でした。

名古屋の造園業を営んでいる家族のお話で、脳梗塞で倒れた社長が退院してくる前日からお話は始まります。
子連れで嫁いだ後妻のお母さん、二人の前妻の子供も自分の子供も、成人して会社を手伝っています。自分の子供は最近岐阜から嫁さんを貰いました……。

家族一人ひとりの感情や思いがぶつかったり支えあったり傷つけあったり。家族ってこういうもんだったよなあといろんな自分の思いがよぎりました。

少し前に見ていたらきっと私は、ああだからここには私の役割はない、とか、自分中心で見てしまったと思いますが、今日は、いろんな思い、どちらかというといい思いを抱いていなくても、お互いに家族と認め、相手の中に入って関係づくりをしようとする一生懸命さが伝わってきたように思います。個性的なキャラの人もいて、本当におもしろかったです。 

一つの題材をもとに、吟味しあって作り上げていくって本当に素敵。きっと語れないほどのやりとりがあるんだろうな、と思いながら、今もまだ余韻に浸っています。

親切なクムジャさん


韓国の映画。少し前につくられたものみたいです。
huluでやっていたので、見てみました。

韓国映画は、私にはわかりやすく、観るのは少しキツイこともありますが観終わった後に「そうなのか」と思うところが残る映画が多いです。
この映画も、見るのはとても辛かったんですが、被害者の気持ちや、暴力的に扱われる人の気持ちを俳優がすごくよく演じていて、想像できました。

凶悪な犯人が、自分がやったことをいざ自分に被りそうになった時、恐怖に目が血走り、震えていたことが印象的でした。
自分にふりかかることなど想像もできないまま、人に対して危害を加えようとする人間像をみたように思いました。


あん

だいぶ前に見た映画、「あん」。
樹木希林さん主演の映画は是非観たくて、たまたま近くで公開されていたこともあり、いってきました。

現代に続く、昔からの負の思い。
誰かが傷ついていると知らないで過ごすということは、とても残酷なことなんだと思いました。
自分のすぐ隣でこういうことが起きていそうな、そんな錯覚を覚えました。

重い展開になっていくところに、きゃらさんの役柄が明るく可愛く映えて、最後まで観ることができました。

樹木希林さんは、もちろん、いやあほんとに、観てよかったです。

2015年7月4日土曜日

天国は本当にある

この映画も、実話をもとにしたもの。昨年公開されたそうです。

牧師である主人公の息子が臨死体験をするのですが、宗教を信じるということと「天国」という概念の捉え方についての揺れというかズレというか、曖昧なものが現実化されることへの人々の心の揺れを感じた映画でした。
そこにあるものや見たものを、やみくもに怖がったりしないで受け止めること、目をそらさないこと、そして特別視しないことは、何に対しても必要なことではないかと思いました。
息子がとっても可愛かった。つたない言葉で思いもしないことをいうシーンがいくつもあり、楽しみました。

2015年7月3日金曜日

それでも夜は明ける

アメリカ、南北戦争前の、まだ南部に奴隷制度が残っている時代。北部で音楽家として活躍されていた黒人男性が、だまされて誘拐され、南部で奴隷として扱われます。その12年の物語です。

人間が悪魔に見えた、映画でした。冷酷で残忍な雇い主も、一見人の良さそうに見える雇い主も、広い心を持っていると自分で思っている雇い主の妻たちも。冷酷なんです。

人が人を人と思わないということ、これがこんなにも他人に対して非道な行動に向かわせてしまうんだと、そして深い悲しみを生んでしまうというその事実がとても痛く、苦しくなる作品でした。

この原作は最近見つかったもので、主人公の手記だそうです。

愛のない行動の毒の深さを、教えてくれる映画。眠れなくなるほど印象的でした。

グレートデイズ


フランス映画。この映画のモデルになった親子について、ドキュメンタリーになったものを某番組で見たことがあります。

あまり関係性がうまくいっているとは言えない父と障害者の息子が、親子でトライアスロンに挑戦する、実話に基づいた物語です。

息子役は、この監督が施設を渡り歩いて探し出した、脳性麻痺の障がいを持つ若者。
最終的にオーデションで受かったそうですが、彼がいい演技を見せてくれました。

父に対する息子の思いが伝わって来る作品でした。


バルフィー 人生に歌えば

昨年、みはぐれてしまった映画がレンタル開始になり、借りてきました。

聴覚障害の主人公バルフィー(マルフィ)の人生を描いたインド映画。よくある恋愛ものの類かと思ったら、見ごたえありました。コメディタッチで、愛の深さを感じる作品です。

インド映画は歌あり踊りあり休憩ありですが、DVDなので休憩なし。それでも2時間20分。
時間のある時でないと^ - ^

人生を素直に受け入れるのか、そして愛に心を開くのか。
それとも踏み出さずに抵抗してしまうのか。

バルフィーの生き方はとてもユニークで、快活でした。そしてまっすぐでした。

全は一、一は全

先日、知人に尋ねられて、そういうこともあったかなあということがありました。 銀座の歩行者天国のおはなしです。 数年前、ストリートパフォーマンスをそこでみたという話を、知人に私はしたらしく。 覚えていないのです、悲しいことに。 書きたいことは、忘れっぽくなったということで...