東京YWCAのプールのスクールに行き始めて、個人的には10年になりますが、60周年の茶話会があり、参加させていただきました。
60年前に肢体不自由者の水泳をレクリエーションとして取り組むところは少なく、多くのことがありながら今があるのだなあと、実感したひとときでした。
私は自分の人生まだ50年ちょいで、この活動の歴史よりも若いんだなあと。
当時の手作りの浮き袋などをみて、全部作ったというお話を聞き、その歴史に支えられて今があるということを感じたのでした。
水泳をレクリエーションとして楽しめるということはとても楽しく、40歳になるまで知らなかったことにちょっと残念な気持ちもありましたが、今続けて行けることはありがたいことだと思います。
そして歩みが遅くても受け入れられ、一緒に取り組んでもらえることに、感謝しています。
水は怖いけれど、楽しい。背浮きができる日が来なかったとしても、水の中で動けることを支えてもらえるということに、本当に貴重な時間を毎回いただいていると思うのです。
歴史を知ることは、大切なことだと実感した時間でもありました。