どうしても観たくて、行ってきました。少し遊び過ぎ(^o^)
東野圭吾さん原作の映画。
やっぱり、こういう映画は大好き。泣けました。
人が人のことを思って行動する姿って、なんて哀しくて美しくて、心に残るんだろう。
誰かを胸に思いながら強く生きるって、なんて素敵なんだろう、そう思います。
この映画を観終わった後、ふと、自分は何者になりたかったのかなあと、考えました。
少し前までは、人並みに生きたくて、それを誰かに認めてもらいたくて、追い求めていたけれども、
その夢から覚めて、何も身につけてこなかった自分を思うと、
ああ、何者になりたかったのかなあって、考えました。
人の悲しみを、少しは察せられるようになったか。
人に痛みを与えてしまう側から、卒業できているか。
少しは物事を理解できるようになったのか。
何も知らなかったということを受け入れることはできたのか。
山下達郎さんのエンデングの歌を聴きながら、そんな思いにかられました。
私の50年は、なんだったんだろう。何者かになるために生きてきたのだろうか。
いいえ、自分の心に精一杯で、まだ何者にもなれてない自分を見つけてしまった気分なのだと思います。
それでも、まだ人生は続くのだから、諦めてはいけないね。
何者かになるために、死ぬまで諦めないで行こう。
「ヤコブへの手紙」という映画をふと思い出しました。