「聲の形」と言う映画を、ようやくレンタルして来ました。
一昨年だったでしょうか、板橋イオンシネマのロビーに、公開の半年前ぐらいからチラシがずっと置いてあって、「観たい」と思っていながら観はぐれたアニメ映画です。
軽い気持ちで観始めました。夜遅かったので、一時間ぐらい観たら一旦止めて眠ろう、そして翌日続きを見よう、と思いながら。
でも、止められなくなって、一気に観てしまいました。
色々と考えさせられたのは、耳の聞こえない女の子が出演するせいなのか、どうなのか。
私自身を取り巻くことと、似ていたところがあったせいなのか。
ヒーリングスクールの中で、「もっとまわりに配慮できる人になりなさい」とアドバイスを受け続けた自分を、重ね合わせながら観ていました。
一人の人間の影響力は時にとても大きく、双方が受け入れる関係を作っていかないと、どちらかが気遣う側になってしまうこと、
実は対等な関係は長い間かけてお互いが学ばないと作ることが難しいと言うこと、
自分が何もできないと思うことが、どれだけまわりに影響を与えてしまうのかと言うこと、
どんな人でも必要ではない人はいなくて、腹がたっても、自分も相手に迷惑をかけ続けている人間の一人であると忘れずに、おごらず生きる姿勢が大事だと言うこと、
映画に出てくる登場人物の台詞を聞きながら、そんなことをひたすら考えていました。
忘れられない映画の一つになりそうです。