2018年1月22日月曜日

多目的トイレ

多目的トイレがいろんなところにつくられて、以前よりトイレは行きやすくなりました。
全てのところとはいかなくても、大きな商業施設や公共の施設には大抵あるし、本当に助かるようになりました。

ただ、若く亡くなった私は体の融通も効かなくなり、手摺の高さや位置で使いづらさを感じる場所もあります。
今は介助の方がいないと一人では使えなくなってしまったけれど、介助の方に手伝ってもらってもやりにくいトイレがあったりします。

こういうのって、使い勝手の良し悪しは千差万別だから、誰にどう提案していいか迷っています。
私が使いにくくても、他の人は大丈夫かもしれないし。
私が使いやすくても、他の人が使いやすいとは限らないし。

例えば便座の高さも、規定より高くしてあるところも多いです。たしか、車椅子から便座に乗りうつる時に、ある程度便座が高い方が動きやすかったりすると聞いたことがあります。

私は背が低いから、このような高さ調整がしてあるものは座るのに至難だったりします。

手すりも、片側がなかったり、左右両方が可動式だったり、長さが微妙に短かったり、便座から遠かったり。
私は固定式の手すりがないとうまくつかむことができないので、せっかくトイレを見つけても、使うのを諦めて他を探すこともあります。
使いやすいトイレがあるところは、やはり自然と覚えていたりします。

最近感じるのは、全部多目的トイレに設備を集中しなくても、一般のトイレに設備を分散すればいいのにな、ということ。
場所によっては、赤ちゃんスペースのある男女のトイレもあるけれども。

例えばオストメイトの設備とか、着替えの台とか、オムツ取り替えの設備とか、もっと一般用のところにも増やせないかなあって。

いろんな人が使えるトイレにするには、使う人の人口比のことも考えて、少し設備を分散させるというか、一般用を多様にした方がいいと思うのですが、場所的に作るの難しいのでしょうか。

昔は一般用のトイレの中に車椅子が入れるスヘースを、と考えていました(そういう場所もありますけれども)。いろんな事情があって多目的トイレとして広がったのだと思うから、それはもう言わないけれど、もしかしたらそういう少し広いスペースは本当に人口比的に必要かもしれないって、最近思います。車椅子が入るためだけではなくて、その人の必要な設備を整えるために。

どうなんでしょうね。


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